【名古屋】補助金申請と助成金の違いは？業者の代行はできる？

名古屋で補助金申請を検討していると、補助金と似た助成金という制度が目に入ることがあります。いずれも申請後に審査を通過すると資金の支援を受けられるのですが、両者にはどのような違いがあるのでしょうか。こちらでは両者の違いや申請方法、申請の代行について解説します。

補助金や助成金は企業や個人の事業を支援するために支給されるお金であり、申請して審査を通過するとお金を受け取れます。どちらも給付金であるために返済不要ですが、それぞれの使用目的は同じではありません。

資金面の支援のために給付するお金が補助金です。経済産業省や地方自治体が管轄しており、新規事業や雇用安定のために使用します。

補助金の制度ごとに採択件数と予算が決まっているため、公募期間中の申込者の中から審査を経て支給者を決定します。審査を受けるには、事業計画書が必要であり、使用用途も伝えなければなりません。公募は年に数回であり、公募期間は1ヶ月程度と短いのが特徴です。

また、後払いの給付金であり、支給が交付決定から半年や1年後になるケースも少なくありません。事業期間終了後は、会計や事務処理が必要です。給付額は高めですが、審査内容によって給付額が変化します。

助成金は労働環境の改善や人材育成のために給付されます。雇用関係は厚生労働省、研究関係は経済産業省が管轄します。

研究関係では、新技術や新製品、新サービスの研究開発費に使います。補助金と同じく申請するには一定の条件を満たす必要がありますが、要件を満たせば給付の対象となります。

目的達成の一部を補うことを目的としているため、受給上限額は低めです。後払いとなっており、交付決定から支給までは時間がかかります。

通年を通して応募できますが、人気の助成金は早めに申請しないと、期間終了前に受付終了となります。ただし年度末まで受け付けている助成金が多いようです。

事業者のために、事業実施のサポートとして給付するお金が補助金です。給付対象は、企業、民間団体、個人、自治体などです。補助金は事業の取り組みを広げ、事業展開と拡大のサポートを目的に給付します。以下が補助金の一例です。
 

補助金は国の政策ごとに種類が違い、いくつもの分野で公募があります。事業拡大を行いたいとなれば、自身の事業とマッチする補助金を探すのがおすすめです。

補助金は申請したからといって、必ずしも支給されるわけではありません。事業の全てまたは一部となるため、事前に募集要項を確認する必要があります。また受給上限額も設定されているため、自身の場合はいくら支給されるのか確かめることも大切です。

補助金が支給されるかどうかは、事前の審査と事後の検査によって決まります。申請して審査を受け、事業実施後に報告書などの書類を提出し、検査を受けた後に補助金が受け取れるのです。

交付決定後は、審査時に提出した事業計画書に従い事業を進めます。ただし事業内容を変更する場合は、計画変更申請が必要です。

事業終了後は事業内容の報告を行い、領収書などで経費の報告も行わなければいけません。そして報告内容に問題がないことが確認された後、事業者の指定口座に振込という形で補助金が給付されます。

補助金対象事業の領収書や事業を証明する書類は、事業終了後5年間保管すると決められています。事業によっては定期報告が必要です。

補助金制度は、企業や個人事業主の事業を拡大するために資金を給付する制度であり、予算が設けられています。そのため定員に達すると申請が締め切られる可能性があります。一方助成金は雇用を支援する制度です。予算の上限がないため、要件を満たして応募し、審査を通過すれば受け取れます。

ただしいずれも応募するには必要書類を揃える必要があり、初めて応募する際は申請方法がわからない事業主様も多く見られます。株式会社AOKIパートナーズは補助金の申請サポートも行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。