【名古屋・企業総合診断】経営課題が生じる原因や見つけ方は？経営改善・収益改善はご相談を

名古屋のコンサルタント会社へ経営改善のご依頼・ご相談なら、株式会社AOKIパートナーズへご相談ください。企業総合診断も行っております。

企業総合診断とは、企業における各分野の現状を分析して課題などをあぶり出すことで、一見順調に見える企業でも意外と経営課題は見つかるものです。

ではなぜ、経営課題は生じるのでしょうか。今回は、経営課題が生じる原因やその見つけ方などについてご紹介します。

企業というものは、様々な経営課題を抱えています。一見、順調に見える企業でも経営課題が隠れていることは少なくありません。経営課題はなぜ生じるのでしょうか。こちらでは、経営課題が生じる原因についてご紹介します。

近年は、リーマンショックなどの影響により日本のみならず世界経済が長期低迷しています。そこにきて、新型コロナウイルス感染症の蔓延が追い打ちをかけました。今は企業の経営だけでなく、生活の見通しを立てることも難しくなっている時代です。

今の事業を続けても、数年先の見通しさえ立たないという企業も少なくありません。そうなってくると企業は、今行っている主要な事業だけでこの先も生き残っていけるのかという課題に直面することになります。

企業が生き残っていくためには、消費者のニーズを把握しそのニーズに応える商品やサービスの提供が欠かせません。しかし消費者のニーズはどんどん変化していきます。

特に最近では消費者ニーズが変化するサイクルが早くなっており、企業側もそのニーズを素早く察知して柔軟に対応する姿勢が必要です。ここでもまた企業は、経営課題と向き合うことになります。

2018年に成立し、2019年から実施されている「働き方改革」は、多くの企業の職場環境に影響を与えました。長時間労働を減らしたり副業を認めたりする企業が増えるなど、私たちを取り巻く職場環境は大きく変化しています。

少子高齢化の影響もあり、今は企業が優秀な人材を確保することが難しくなっている時代です。働き方改革に対応できないような企業では、優秀な人材は集まりません。ここでもまた、企業は働き方改革への対応を余儀なくされるという経営課題に直面します。

ここまでは、企業に経営課題が生じる原因についてご紹介しました。しかし課題が生じる原因がわかっても、経営課題を見つけられなければ課題を解決することはできません。実は、この経営課題をきちんと把握できていない企業が意外と多いのです。

こちらでは、経営課題の見つけ方についてご紹介します。

自社の経営課題を見つけるためには、経営資金や社員の成績といった数字的なものから、それ以外の組織状況や業務フローといった数値で表せないものまで可視化する必要があります。

例えば経営資金の場合は、自社のお金の流れや財務状況を可視化することによって売り上げや利益、管理費などを一目瞭然にすることが必要です。どういう風に売り上げが発生して利益が生まれ、どこにコストがかかっているのかがわかれば経営課題が見つかるだけでなく、自社のストロングポイントを見つけることもできます。

社員の成績も同様で、個人の成績を数値化することによって生産性の高い社員と低い社員の把握が可能です。生産性の高い社員は、年齢やキャリアに関係なく正当に評価してさらなる活躍を促し、生産性の下がっている社員に対しては育成面の課題が見えてきます。

組織状況を可視化することも、経営課題を見つけるための有効な手段です。組織の把握は従業員の人数が多い大企業のほうがしっかりとできている傾向にあり、逆に従業員の少ない中小企業できちんと組織を把握できていないケースは少なくありません。

組織状況を可視化して俯瞰で見ることができると、組織のどこに課題があるのかを見つけることができます。

長年同じ業務を続けていると、過去の業務フローがルーチン化して業務の効率が低下することがあるため、業務フローを可視化することも経営課題を見つける手段として有効です。

業務フローを可視化することは、経営課題の発見につながるだけでなく、業務効率の改善や社員の育成にも役立ちます。